[embedyt] https://www.youtube.com/watch?v=R3WXbGGvNQA[/embedyt]
先週末、9/2と9/3はたまたま同じ会場でエンドロールを撮影しました。
そして、たまたま司会者も同じ方でした。
その司会者の方から、9/3のエンドロール上映後に以下の様な事を言われました。
同じ会場なのに、映像の作り方が違うんですね! と。
9/2と9/3のエンドロールを両方見てそのようなことをおっしゃられたのだと思います。
確かに、同じ会場で同じような進行内容で進みましたので、同じような構成のエンドロールに仕上がるのだと普通は思います。
では、なぜ全く違った構成でエンドロールが出来上がったのか?
それは、エンドロールに使用する曲が9/2と9/3で、まったく異なるモノだったからです。
9/2がアップテンポで明るい曲。
9/3はしっとりとしたバラード。
でした。
対照的な曲だっため、撮影する方法やシーンは同じ会場でも全く異なりました。
私は今回に限らず、エンドロールに使用する曲の雰囲気によって毎回、構成を変えています。
おそらく他のカメラマンさんもそのようにしているのだと思いますが、私は撮影会場に向かう間に、使用曲をYoutubeで何度も何度も繰り返し聞いて曲や歌詞のイメージを頭に叩き込み、どういった映像をどのタイミングで入れようかをイメトレします。
歌詞とシーンをばっちり合わせる。という事ではなく、曲のサビの時に一番盛り上がっているシーンを使おう。とか、しっとりしたテンポの時は挙式中のまじめな表情を入れよう。とか・・・ざっくりと決めておきます。
そうすることにより、撮影しながらどのシーンを曲のどのあたりで使おうかが明確になり結果、編集スピードが上がるのです。
あともう一つ、曲調によって撮影方法や編集方法を変えている理由は、「自己満足」でもあります。
毎回、同じ撮影&編集方法だとなんだか作業的になってしまい、やってて楽しくないんですよね。
エンドロールは新郎新婦のための大事な演出ではありますが、私の作品集の一つにもなるのです。
だから、手も抜かないし、いろいろな制限がある中で最高の仕上がりにする。という事を常に念頭に置いて撮影をしております。
それでは。