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挙式中の撮影で気を付ける事 神前式編

撮影テクニック

挙式中の撮影制限について・・・

前回に引き続き神前式の撮影制限に関して触れていきたいと思います。
挙式中の撮影制限について チャペル式編」はこちらからどうぞ!

神前式はチャペル式よりも撮影規制が多く、慣れないと少々撮影が難しいかもしれません。

初めて入る神社の場合は必ず、神主さんか巫女さんに撮影規制を確認しなければいけません!これ絶対です。

厳しめの神主さんだと、「撮影規制くらい事前に調べておけよ!」と、怒られるケースもありますが、それでも確実に撮影規制を聞いておきましょう。
後でトラブルにならないために!

私は過去に50件ぐらい(?)は神前式の撮影をしてきましたが、比較的よく入る神社の撮影規制を以下に記載したいと思います。
※撮影規制が変わっている神社もあるかと思いますのでご参考程度でお願いしますm(__)m


1.浅草神社
浅草神社は本殿で(挙式中に)撮影できるカメラマンは「2名」までです。
スナップカメラマン、ビデオカメラマン、エンドロールカメラマンで撮影する場合は、毎回スナップカメラマンと、ビデオカメラマンが本殿で撮影し、エンドロールカメラマンは本殿の外から可能な範囲で撮影しています。
公式HPにも以下の様に撮影規制が書かれております。

カメラマンの立つ位置は固定となり、また、修祓、祝詞奏上の間は撮影が禁止となります。その他、細かい決まりがありますので、カメラマンの方は当日職員から説明を受けて下さい。スペースの関係上、カメラマンは二人までとさせて頂きます。

固定での撮影となりますが、比較的撮影しやすい神社かなと思います。


2.明治神宮
明治神宮も本殿で(挙式中に)撮影できるカメラマンは「2名」までです。
本殿で撮影するカメラマンは参進に参加しなければいけないため、「参進の様子」が撮影できません。
明治神宮は参進の様子がとても素敵なので、参進の様子だけを撮影するカメラマンを手配するお客様もいらっしゃいます。
エンドロールの場合は、挙式中の映像を撮るよりも、参進の映像を撮る方が良い旨をお伝えしています。
スナップ写真と記録用ビデオの場合は本殿の撮影を優先した方が良いかなと思います。あと、式中は固定の場所からの撮影で、三脚は使用不可です。


3.湯島天満宮
湯島天神は私が知る中では撮影の規制がかなり緩い神社だと思います。
撮影できるカメラマンの人数に制限はなく(当社では最高3名で撮影したことがあります)、動いての撮影もできました。
個人的にはとても撮影しやすい神社です。


4.赤坂氷川神社
赤坂氷川神社はよく撮影する神社ですが、湯島天満宮同様に撮影しやすい神社です。
撮影できるカメラマンに制限はありませんが、こちらは、基本固定の場所からの撮影となります。
基本固定ですが、指輪交換時など動いてよいシーンがありますのでその辺りは当日の神主さんに確認するとよいでしょう。


5.伊勢山皇大神宮
伊勢山皇大神宮は過去に2度撮影したことがありますが、私が知る中では一番規制が厳しい神社です。
撮影規制は以下のHPに記載がありますので、今後、伊勢山皇大神宮で持ち込みカメラマンを検討されている方は見てみてください!

伊勢山皇大神宮の撮影規制について
掻い摘んで説明します。

・本殿で撮影できるカメラマンは2名まで。
・撮影するカメラマンは事前に(結婚式とは別日に)神社に来社し説明を受けなければいけない。
・本殿(神殿)方向の撮影はNG。
・撮影できるシーンは、8シーン(入場、誓詞奉読、三献の儀、玉串奉奠、指輪交換、巫女舞奉奏、親族固めの盃、退場)となり、それぞれのシーンで4カットしかシャッターが切れません。つまり、スナップ撮影は挙式中は8シーン×4カットの計32カットしか撮影ができません。


以上、有名どころの神社5つをピックアップしました。

伊勢山皇大神宮は別として、その他4つの神社では何度も撮影しているため、だいぶ慣れましたが初めて撮影した時はやっぱり緊張しましたね。

また、番外編として・・・以下は、結婚式で人気のある神社ですが、本殿(式中)の撮影ができない神社です。

日枝神社、東京大神宮、神田明神、東郷神社、乃木神社です。

この5つの神社は本殿の撮影ができませんが、それ以外のシーン(控室でのシーン、親族紹介、ポージング撮影、参進)等は撮影できますので上記の神社で結婚式をされる場合でも問題なくエンドロールをお作りすることができます!

それでは。

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