持ち込みカメラマンの撮影規制の中でよくあるのが「挙式中は着席」して撮影する。という事。
この場合、良い写真って残せるのでしょうか?
という質問をいただきます。
良い写真の定義が難しいのですが、動いて撮影できるカメラマンの仕上がりと着席で撮影した仕上がりを比較したとしたら、結果は一目瞭然です。
まあ、当然といえば当然です。
着席の場合は同じ場所からしか撮影できないため、やれることといったら、写真を寄りでとるか、引きでとるか・・・ぐらいです。
なので、挙式中着席でも良い写真が撮れますか?
の回答としては、以下です。
です。
これを良しとするかどうかは「新郎新婦次第」。
過去に何度も着席での写真撮影はしていますが、一応クレームになった事は一度もありません。
撮って出しエンドロールは着席での撮影で全く問題なし!
一方で、撮って出しエンドロールの場合はどうか?
着席でも動いてでもどちらの撮影でも、仕上がりに影響はありません。
注)これは個人の見解です。ピーンポーンパーンポーン
撮って出しエンドロールの尺は約3-5分(使用する曲の長さによります)位です。
そして、撮影するシーンが大体以下の様な感じです。
■挙式前
・会場の外観・内観
・小物類
・支度シーン
・スナップポージングシーン
・親族控室
・親族紹介
・挙式リハーサル
■挙式中
・新郎入場
・新婦入場
・ベールダウン
・新婦父とバージンロードを歩く
・新婦を新郎にバトンタッチ
・讃美歌
・指輪交換
・ベールアップ
・ウェディングキス
・結婚証明書サイン
・これらを見ているゲスト
・退場
■挙式後
・フラワーシャワー
・ブーケトス
・集合写真
・友人との写真撮影
■披露宴前
・受付
・来賓控室
■披露宴中
・新郎新婦入場
・新郎挨拶
・来賓挨拶
・乾杯挨拶
・ケーキカット
・歓談(高砂での撮影)
・新婦中座
・新郎中座
・新郎新婦再入場
細かく分けるとざっとこんな感じです。
こういったシーンを撮影しながら、良いシーンを切り取って3-5分に編集していきます。
それよりも、挙式前や披露宴中などゲストと新郎新婦の絡みがある方が、笑顔、涙、笑いなどがあり、伝わる映像が抑えられます。
そう言った映像をメインにしつつ、挙式の様な厳かなシーンを適宜はめ込んでいくと、メリハリのあるエンドロールに仕上がるんです。
最悪、挙式の映像がなくても、挙式前・披露宴の撮影ができれば、ぶっちゃけ撮って出しエンドロールは問題ないですね。
注)これは個人の見解です。ピーンポーンパーンポーン
それでは。