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挙式中の撮影で気を付ける事 チャペル式編

撮影テクニック

POINT

この記事はYouTubeでも解説しております。よろしければご覧ください。

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挙式中の撮影制限は様々です。

チャペル式であれば、祭壇・バージンロードからの撮影はNG。
神前式であれば、動いての撮影がNG。

など、一般的な撮影ルールはありますが、会場によって微妙に撮影規制が変わってきます。

また、挙式中はスナップカメラマン・ビデオカメラマン・エンドロールカメラマン、それぞれ撮影の仕方が異なりますため、毎回リハーサルや挙式が始まる前に必ずアテンドの方に撮影規制を確認します。

この確認を怠ると、トラブルにつながる可能性が高くなります。

本来入ってはいけないところに入って撮影をしてしまったり、撮影してはいけないタイミングで撮影したりするカメラマンが現にいるのです。

そのことにより、会場側は持ち込みカメラマンに対して厳しい撮影規制を設けたり、場合によっては持ち込みカメラマンは撮影NGという事態に陥ることがあるのです。

我々、持ち込みカメラマンからすると、ホント迷惑な行為です( ノД`)シクシク…

結局は、挙式の妨げになるような行動をとらない。というのが大前提なのですが、具体的にどうすればよいのか?

私は、挙式中はこのことに注意して撮影しています!というのをお伝えしたいと思います。


1.撮影規制を確認する
これは冒頭にも書きましたが、挙式のリハーサルや挙式が始まる前に挙式のアテンダントに撮影規制を必ず確認します。

確認の仕方としては・・・

「挙式中は、祭壇とバージンロードからの撮影はしない。という点以外で何か撮影規制はありますか?」

と聞きます。

すると・・・

「当チャペルでは、祭壇に上がってもよいですが、バージンロードに上がっての撮影はNGで、それ以外は特に撮影規制はありません。」

と回答が来ます。この場合は、特に厳しい撮影規制はなく、通常通り撮影ができる。と判断します。

もし、以下の様な回答が来たとします。

「祭壇、バージンロードに加えて、一番前の席の前に行っての撮影はNGです。」

この場合は挙式の一番前に座っているのは両親です。そうすると、挙式中の両親の表情は抑えられない。と分かります。そしたら、両親の表情はどこか別のタイミングで撮影しようと考えます。

それに加え、もし撮影規制の確認を怠っていたら確実に一番前の席の前に行って撮影をしてしまっていたでしょう。


2.なるべく音を立てない
撮影規制がクリアになり、いざ挙式が始まると、挙式中はホントに静かです。ゲストはみんな座っていて動いているのはカメラマンのみです。
移動中にカメラや一脚などがぶつかり合ってカチャカチャ音がなったり、移動中にバタバタと走ると結構目立ちます。

移動する際は足音をたてないようにして、なるべく存在感を消すようにします。
やはり、カメラマンは裏方業なので目立たない方が良いと思います。


3.カメラマン同士で被らないようにする
これは私が最も注意している点です。

私は普段エンドロールの撮影をしていますが、必ずスナップのカメラマンも一緒に撮影しています。

スナップカメラマンの写真に写りこまないように常にスナップカメラマンがどこから撮影しているかを横目で確認しています。

特に、指輪交換、ベールダウン、ベールアップ、ウェディングキスの際はカメラマンの写真に写りこむのはNGです。

これホント大事だと思います。

たまに、写真にがっつり写りこむカメラマンがいますが、場合によってはクレームにもなりかねません。
エンドロールやビデオカメラマンさんは要注意ですね。


4.スナップカメラマンの動きを参考にする
これは、挙式中の撮影規制が事前に確認できなかった場合です。

もし、撮影規制が分からずに撮影をスタートした場合はまず、「祭壇・バージンロードには入らない」という事を基本とし、どのあたりまで撮影できそうか?をスナップカメラマンの動きを見て判断します。

スナップカメラマンも持ち込みの場合はちょっとまた話は変わってきますが、会場提携のカメラマンの場合は撮影ルールを熟知しているため、スナップカメラマンと近しい感じのポジショニングで撮影をします。そうするとよっぽどのことがない限り問題は起きません。

ただ、1点補足事項があります。それは提携カメラマンは祭壇に上がって撮影できるが、持ち込みカメラマンの場合はNGという事がたまにあります。

なので、必ずしも提携カメラマンと同じ場所で撮影できる。という事でもないので注意が必要です。


以上の4つが私が挙式中に気を付けている点です。

今回は主に、チャペル式での注意事項について記載しましたので、別のタイミングで神社式の際の注意事項も書きたいと思います。

どちらかというと、神前式の方が規制が多く撮影の難易度が高いですね。

それでは。

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