このブログを始めてそろそろ1年になります。
エンドロールカメラマンである私が現場目線で色々な事を綴ってきました。
カメラマンの持ち込みに関する内容や、時には結婚式会場に対して苦言を呈したり、ディスったりもしてきました(笑)
そして今回は、初めて「会場紹介」をしたいと思います。
その紹介したい会場というのが、タイトルにもあるように「マダムトキ」です。
代官山駅から徒歩7-8分の所にある閑静な佇まいの一軒家レストランです。
マダムトキは一昔前に流行ったドラマ「王様のレストラン」の舞台となったレストラン会場です。
優雅で落ち着いたレストランでご年配やおいしい食事を楽しみたい。という新郎新婦に人気のある会場です。
で、今回マダムトキを紹介したい理由が以下の2つ
1.レストランウェディングが好きだから
2.利益追求型の会場じゃないから
です。
まず、1.に関してはプライベートな視点での話となります。
私は約10年前にマダムトキではないのですが、とあるレストランで結婚式を挙げました。
その際、会場選びで重視したのが…
1.料理がおいしい
2.アットホームな雰囲気
3.なるべく費用を抑えたい
でした。
妻とも話し合いを重ね、この3つを兼ね備えている結婚式会場は「レストラン」しかないだろうという結論に至り、レストランウェディングを行いました。
もちろん大満足の結婚式を挙げることができました(^o^)
そして月日が流れ、今こうしてエンドロールカメラマンとして延べ200-300会場以上撮影をして思うのが、もし、もう一度結婚式をするならホテルでもゲストハウスでもなく「やっぱりレストランだろうな」と。
まあ、年をとったせいもありますが、余興などは無く、みんなで話しながら新郎新婦もしっかりと食事を楽しむ。
ゆっくり落ち着いた空間の中、優雅で大人なウェディングをしたいな。と思います。
そして、その理想の会場が「マダムトキ」だと思っています。
実際に現場を見ていただくと分かりますが、さすが有名ドラマの舞台として使われるだけあって、とても素敵な佇まいの一軒家レストランです。
レストランウェディングを考えている方には、ホントおススメです!
一応こちらに会場の写真もいくつか掲載しておきます。
さて、それではもう一つの理由「利益追求型の会場じゃないから」について書きたいと思います。
こちらに関してはビジネス的な視点での話となります。
結婚式を挙げた方であれば分かると思いますが、結婚式にかかる費用ってなんでも高いですよね。
例えば、写真や動画撮影も会場で依頼すると、我々の様な持ち込み業者が提示している価格の2倍以上はします。
その要因となっているのは何なのか?
それは、
膨大な中間マージンが影響しています。
具体例を挙げます。
会場で撮って出しエンドロールの上代価格が20万円だとします。
その場合、会場と提携している撮影業者または、フリーカメラマンへの支払い(下代価格)はいくらぐらいだと思いますか?
私が予想するに5~10万円程が会場が提携先に払う金額だと思っています。
で、残りの10~15万円は会場側の利益なのです。
これが、結婚式会場=高額(悪く言うとぼったくり)というイメージを作っているのです。
とくに、ゲストハウスウェディングの場合は、ホテルやレストランの様にウェディング以外での収益がないため、高額になりがちです。
このように会場が膨大な中間マージンを取るのは、ブライダル業界では当たり前の様に根付いてしまっています。
そんな中で新郎新婦に寄り添った適正価格を提供しているのが「マダムトキ」なのです。
もちろん、会場も利益を得なければ存続できませんので、赤字にならないように利益率は確保していると思いますが、元々レストランでしっかりと利益を出されている分、新郎新婦にそういう点で還元できているのです。
その証拠に、マダムトキはあの結婚雑誌「ゼクシィ」に広告を出していないのです。
ゼクシィへ高額な広告出稿費を出すと、どうしても全ての単価を上げて広告費用を回収しないといけません。
広告費も抑えて、良心的な価格でビジネスをしている…
これって、当社の理念と全く一緒なのです。
これが今回「マダムトキ」を紹介したいと思った最大の理由です。
長文となりましたが、言いたい事は全て書きました!
代官山に行った際は、マダムトキにふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
それでは。