私の妻は元保育士です。
今は、自宅で書道教室を開いて子供たちに習字を教えていますが、訳あって4月から1ヶ月限定で保育園のお仕事を手伝う事になっていました。
・・・
4/7の緊急事態宣言が発令される前の4/1~4/6までは東京の千代田区にある某保育園にて朝から夕方までほぼフルタイムで働いていたしました。
世間では、リモートワークだとか、自宅待機と言われていますが、保育士はもちろんリモートワークなんてできません!
コロナウイルスに感染するかもしれない中、電車に揺られ保育園に出勤していました。
朝8時に出社し17時に帰宅したら、お風呂に直行し体から菌を取り払う。
そんな危険な状態でこのまま保育園のお手伝いを続けるべきか、毎日悩んでいました。
そして、4/7の緊急事態宣言が発令。
保育園や学童施設はどうなるのか?
妻と一緒に阿部首相の会見を見ていました。
それを受け、渋谷区は休園するという情報が入ってきましたが、千代田区はどうなのかはまだ決まっていませんでした。
そして翌日・・・千代田区の保育施設は原則休園となり、妻の保育園も休園が決定しました。
私も妻もホッとしました。
保育園は0歳~6歳ぐらいまで小さいお子さんを預かる施設です。
もちろん、ソーシャルディスタンスやマスク着用なんてルールを強制するのは小さい子には難しいです。
大きな声でワイワイ話すし、くしゃみし放題、時には嘔吐・・・。
リモートワークや自宅で仕事ができない親のために保育園は休園しないでほしい!
という意見も分かります。
ただし、現場で働いている妻の事を考えると「休園になることを祈っていました」
ちなみに、東京都では千代田区・渋谷区以外も東京23区全て「休園」か「自粛要請」になりました。
今は日本中のみんなが助け合って・支え合ってコロナウイルスと戦わなければいけない中、自分本位な意見となり心苦しいですが、やはり妻や家族の事を考えると、少しでも危険な場所から遠ざけたい。
そう思ってしまうのが本音です。
そして、心から感謝したいです。
医療スタッフの皆さんのおかげで、多くの命が救われています。
まずは、5/6までの一ヶ月。
何とか乗り切りましょう。
それでは。