コロナウイルスが日本でも流行り始め出した頃、ブライダル保険が一時的に注目を浴びました。
その保険というのが以下。
コロナウイルスで結婚式が延期になるかもしれないと考え、ブライダル保険に加入された方がいるという事は以前より聞いていました。
「佳き日のために」は以下の4つのパターンのみ保険が適用されることになります。
1.新郎新婦または新郎新婦の父母・子・兄弟姉妹の死亡
2.新郎新婦または新郎新婦の父母・子の、傷害または疾病による7日以上の継続入院
3.結婚式当日に新郎新婦が入院中、または医師による自宅等での待機指示
4.火災破裂爆発等で新郎新婦の平時居住する家屋の半壊以上の損害・またはこれに収容される新郎新婦の所有する家財の100万円以上の損害
です。
コロナウイルスの影響で結婚式を延期・キャンセルするのは上記の4つ当てはまらないため、保険の適用外という訳です。
今週(3/28、3/29)も実際に結婚式を挙げた新郎新婦もいますので、新郎新婦の判断で結婚式をキャンセルした場合は保険が適用できないのです。
保険というのはいざという時に利用するものではありますが、今回のコロナウイルスの様に保険適用外などの制限が掛かることがあります。
保険会社の立場に立って考えると、今回のコロナウイルスで結婚式を自粛する人は間違いなく多いことは想定していたと思いますので、保険適用としてしまうと会社自体が破産する恐れがあります。
ブライダル保険もビジネスなので、その辺りはしっかりと考えて保険を設計しているのだと思います。
コロナウイルスは保険適用外です!という事は分かりました。
ただ、問題が一つあります。
今回のコロナ騒動でブライダル保険を検討されている方は多いと思います。
実際は私も気になったので、ブライダル保険が適用されるのかを何度もお問い合わせしたのですが、まったく返答が返ってきませんでしたが、知り合いを通じて保険が適用されないという事を聞ききました。
普通に考えたら、公式サイトの目立つところに「コロナウイルスによる結婚式の自粛は保険適用外となります。」と入れるべきですよね。
業界で唯一のブライダル保険なのに、なんか不信感がわきました。
それでは。