私が代表をするスタイルショップ(結婚式の当日撮影チーム)は2019年7月1日から今までうん十万円使っていた広告宣伝費をゼロにしました。更にその翌月に商品価格を1万円値上げしました。
ただし、私は全く問題ない。
というか、利益率は逆に上がるだろうと踏んでいました。
その理由は以前記事にしましたのでよろしければこちらからどうぞ
⇒「広告費がゼロ円になりました【さらなる飛躍の予感】」
で、実際結果はどうだったか?
そして、2020年1月・2月・3月もまあまま撮影が入っていますし、来年も良いスタートが切れそうです。
広告宣伝費をやめて、1万円の値上げをしても利益率が上がった理由を4つの視点でお伝えしたいと思います!
2.格安⇒適正価格へ
3.マネージャーからプレイヤーへ
4.非効率⇒効率的へ
1.リスティング⇒ブログへ
今まで、10万円以上の広告宣伝費を使っていました。
いろいろと試した中で一番効果があったのが「リマーケティング広告」だっため、2年程行っていました。
そのおかげもあり、新郎新婦からのお問い合わせやお申し込みが格段に増えました。
新郎新婦への返答やカメラマンのスケジュール調整などに追われる日々を送っていたこともありましたが私の中で一つの疑問が浮かびました。
当社は少数精鋭の撮影チームのため、数多くの方に当社を知ってもらう。
そのためには「リスティング広告ではなく、ブログだ!」
という事に気づき、2018年ぐらいから少しずつ当社のノウハウをブログで発信しだしました。
そして、私のこのブログを読んで、依頼いただける方がちょっとずつ増えてきだしたのがきっかけでリスティング広告をやめることを決意しました。
リスティング広告から問い合わせてくる新郎新婦は当社の事を良く知らないため、半信半疑でやり取りがスタートします。
一方でブログからのお客様は当社の撮影スタンスや理念をよく理解していただいているため、その時点ですでに新郎新婦との信頼関係が出来上がっています。
そのため、リスティング広告をやめてからお問い合わせが激減しましたが、お問合せいただいた方の80%以上は撮影依頼に繋がっています。
これって、超効率的だと思いませんか?
2.格安⇒適正価格へ
当社のスナップ撮影・ビデオ撮影・撮って出しエンドロールの価格は全て一律6.5万円(税込)です。
値上げ前は、5.5万円(税込)でした。
そして、スタイルショップ立ち上げ当初はオープニングキャンペーンとして、4.5万円(税込)で請けていた時期もありました。
結婚式場で撮って出しエンドロールを依頼すると10~20万円程度、同業他社でも7-8万円程度の中、当社は5.5万円で勝負していました。
もちろん安いからと言ってクオリティが低いのは論外のため当ホームページに過去のサンプルを沢山掲載し、安いけどクオリティも担保されていることをアピールしていました。
価格が上がることにより「格安=怪しい」と思う新郎新婦も減り、好循環が起きています!
3.マネージャーからプレイヤーへ
当社では1日最大3組限定で撮影をしております。
スタイルショップでの私の役割は新郎新婦とカメラマンの窓口役です。
もちろん1日に複数組の撮影依頼があれば私も撮影を行っていますが、私以外のカメラマンを優先して撮影手配しております。
私以外のカメラマンが撮影をする場合はカメラマンへのギャラの支払いがありますが、私が撮影をする場合は利益率は当然上がります。
私が一番手ではありませんが、なるべく率先して撮影を行うような体制にしたこともあり、撮影件数が減っても利益率が上がるようになりました。
4.非効率⇒効率的へ
これが一番の収穫でした!
冒頭でも書きましたが・・・
お問い合わせが減る=私の時間が出来る。
そのため、心も時間にもゆとりができYouTube配信・読書・SNS(インスタやツイッター)での発信も継続できるようになりました。
その代わり、ブログやYouTubeなど更新すればするほど資産として残り続けます。
1年前に書いた記事が未だに読まれていますし、書けば書くほどSEOも強くなります。
2020年は今年以上に発信の強化を第一優先とし「自分ブランドの確立」に努めていきたいと思います!
まとめ
広告費ゼロ+値上げ対策が功を奏したのは「結婚式という特殊な業界」で8年近く実績を積んできたからこその結果です。
今後も8年の経験から得た教えや教訓を発信し、新郎新婦のお役に立てるよう精進していきたいと思います!
2020年は更なる飛躍の年にします!!
それでは。