結婚式のプロフィールビデオ・エンドロール・余興ムービーなどに使用するBGMは何でも自由に使ってよい!
と思っている方はまだまだ沢山います。
自作した曲であれば別ですが、邦楽・洋楽に関わらず結婚式で曲を使用するには演奏権と複製権という2つの著作権が関わってきます。
この2つの著作権をクリアした時のみ、結婚式で使用することが出来ますが、もちろん費用も少々の手間もかかります。
この辺りは以前に書いた記事「【猿でもわかる】結婚式における楽曲の利用について」で詳しく説明していますのでよろしければご覧ください。
音楽の著作権に関しては、結婚式だけでなく、お店やカフェ等でBGMとして流す場合もちゃんと利用申請をしなければいけません。
では、購入したCDだったら自由に流しても良いのか?
答えは、NOです。
JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)のHPで以下の様に回答されています。
音楽の作品は、CD製作、演奏(録音物の再生を含む)、放送、配信など、さまざまな方法で利用されています。
著作権の手続きは、それぞれ利用される方から、利用方法に応じてその利用のたびにいただくこととなります。
購入したCDは、レコード会社等が録音(複製)の手続きをしていますが、それをBGMとして流すときには、BGM利用店・施設等から演奏(録音物の再生)の手続きをしていただく必要があります。
という事なのです。
YouTube上は著作権の侵害だらけ
音楽の著作権が全く守られていないのがYouTube。
トップYouTuberやYouTubeで生計を立てている人は、チャンネルがBAN(閉鎖)されないように著作権フリー音源をBGMとして使用していますが、自身の動画に普通に有名な邦楽や洋楽を使っている方は星の数程いますよね。
YouTubeは著作権侵害だらけだから取り締まるのはほぼ不可能です。
だからと言って、著作権を無視してアップしちゃえ!
というのは何もプラスに働きませんので、絶対NGです。
無料で著作権フリーの音源を提供しているホームページは沢山ありますので、そう言う所から音源を拝借するようにしましょう。
洋楽ならArtlist(アートリスト)
無料の著作権フリーのBGMは、中にはクオリティーが高い曲ありますが、正直微妙なモノが多いです。
それに、日本では洋楽の著作権フリー音源は殆ど余りありません。
そこで紹介したいのが、Artlist(アートリスト)というホームページ
無料ではないのですが、年間「$199(約2万円)」で音楽はダウンロードし放題。
1日最高40曲までのダウンロード制限はありますが、1日に40曲以上ダウンロードすることはほぼありません。
それ以外のダウンロード制限は一切ありません。
Artlistのホームページを見ていただくと分かりますが、曲のクオリティはかなり高いです。
いろんなジャンルの曲がアップされていて、「ボーカルあり・なし」「ムード」「シチュエーション」「曲の長さ」などから曲を選べます。
毎日、頻繁に新曲が更新されていますので、映像に携わっている方であれば登録必須ですね。
当社では撮って出しエンドロールのサンプルや企業のPV案件を作る際に、毎回Artlistの曲を使っています。
自身のYouTubeチャンネルのBGMとしても利用しています。
Artlistは海外サイトのため、日本語ではなく英語表記です。
始めのお申し込みは少々手こずるかもしれませんが、曲探しは英語の知識はゼロでも分かりやすいホームページの作りになっています。
きっと、英語が分からない方も使いやすいように初めから設計していたんだと思います。
登録方法について少々不安な方は以下のHPで詳しく説明してありましたのでご覧ください。
[注]外部ブログにリンクします。
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[今話題のArtlistを徹底解説]始め方から曲のダウンロード方法、曲の探し方まで
それでは。