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カメラマンには自由に撮影できる環境を与えるべき話

当社の強み

私が代表をしているSTYLE Shopでは、スナップ写真・記録用ビデオ・撮って出しエンドロールの撮影をしています。

私含め、9~10名の30歳以上の中堅カメラマンでチームを組み撮影を行っています。

STYLE Shopを作った時に一つだけ決めていたことがありました。

それは・・・

撮影に関するルールを一切設けずにカメラマンが自由に撮影できる環境を作る事。

です。

どういう事かと言うと、通常式場の撮影業者は新郎新婦に見せるサンプルの通りに写真・ビデオ・エンドロールを作ります。

どこでどんなポーズで撮影するかは毎回決まっています。

それはサンプルで見せた通りのものが出来上がらないと、後々トラブルになる可能性があるからです。

そうすると、どうしても流れ作業になりがちです。

それってつまらないですよね。

カメラマンは、感性(個性)やクリエイティビティを写真に表現するのが仕事です。

カメラマンが自由に撮影することでベストパフォーマンスが出せると思っています。

しかし、会場がガチガチにルールを設けるのはもう一つ理由があります。

カメラマンの感性で自由に撮影をすると、カメラマンのスキルに依存して仕上がりが大きく変わってしまうからです

結婚式会場は毎週末に何組もの結婚式を行っていて、新人~ベテランカメラマンまでフルに稼働しています。

なので、カメラマンのスキルによって仕上がりに差が出ないように撮影ルールを設けるのです。その事は特に問題は無いと思っています。

ただ、我々は持ち込みカメラマンです。

持ち込みカメラマンが会場と同じように撮っていてはダメです。

何のために新郎新婦は会場ではなくカメラマンを持ち込むのか?

会場と同じ撮り方をするなら会場カメラマンにお願いすればよいですからね。

お客さんから撮影指示書などが来たらそれに従って撮影をしてもらいますが、それ以外は完全自由です。

これが出来るのもSTYLE Shopのカメラマン達に絶大なる信頼を置いているからです。

そのおかげで、カメラマンは良い写真・映像を撮るために自ら成長し続けています。

そして当カメラマンがどんどん成長していくのを横目にしつつ私も毎回刺激されています。

だから、当社は会場とも提携しないし、提携したとしても撮影の仕方にはルールを設けない(こちらが自由に撮影させてもらえる)という事を条件にさせてもらっています。

カメラマンが自由に撮影できる。

これがSTYLE Shopの一番の売りかもしれません。

それでは。

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