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他社はライバルでも、現場では味方

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結婚式の撮影業者は、企業から個人まで沢山あります。

当社もその内の一つです。

より多くの新郎新婦にご依頼いただけるよう、それぞれが試行錯誤して集客に力を入れています。

いわば、ライバル的な存在なのですが、実は現場でそのライバルと一緒に撮影をする。という事が頻繁に起きます。

こういうケースです。

撮って出しエンドロールは当社に依頼。
スナップ撮影はA社に依頼。
記録用ビデオはB社に依頼。

という感じです。

そうすると、それぞれ会社の違う3人が撮影をします。

そのため、以前撮影したことのあるカメラマンと何度も現場で出くわすします。
※カメラマンあるあるです(;^_^A

そして、違う会社同士のカメラマンが撮影することを心配される新婦新婦もいらっしゃいます。

確かに、カメラマン3人連携が取れる方が撮影はスムーズにいくと思いますし、それぞれの会社で撮影スタンスも変わるだろうから、色々な問題が起きやしないか?という心配をされるのだと思います。

そういう意味でいうと当社はどの業者とも上手くやれる自信があります。

その理由は2点です。

1.撮影前に雑談などして仲間意識を高めるから
2.スナップカメラマンファーストの意識があるから

です。

詳しく説明します。


1.撮影前に雑談などして仲間意識を高めるから
カメラマンは大概、会場入り時間よりも早めに会場入りします。そして小物を撮影したりしながら新郎新婦の支度アップを待ちます。その間結構暇な時間がありますので、私は積極的にカメラマンさんにお声がして、雑談をするようにします。
持ち込みカメラマンは会場から見るとウェルカムな存在ではなく、基本孤独だったりします。なので、持ち込みカメラマン同士でコミュニケーションを取ることで味方が増え嬉しい気持ちになります。私はそう思うので、仲良くなろうと努力します。


2.スナップカメラマンファーストの意識があるから
トラブルになるとしたらその原因がこれかなと思います。スナップ、ビデオ、エンドロール3人が撮影すると、誰が先陣を切って撮影をするのがよいのか?私はスナップカメラマンだと思っています。スナップカメラマンが新郎新婦にポーズの指示を出し自分のタイミングで撮影をする。そして空いた時間にビデオやエンドロールがスナップ撮影の邪魔にならない様に撮影をする。というのが私の考えです。


ビデオやエンドロールでも欲しい構図はあります。

その時は、「今このカットちょっとだけ撮らせてください。」

と、スナップカメラマンにお願いする。

このスタンスを徹底しています。

そのため、カメラマン同士でトラブルになることはありません。

ビデオやエンドロールカメラマンの中で、そのスタンスではダメだ!動画ももっと積極的に撮影すべきだ!

という方もいらっしゃると思います。
その点は否定しません。そういう撮り方(スタンス)もありますから。

最終的には新郎新婦&ゲストに喜んでもらえるエンドロールを作る。というのがゴールです。そのゴールにたどり着くまでの方法はみんな違います。

ただ一つ言えるのは、たとえライバル業者であっても、現場で一緒に撮影している以上、その場では仲間です。お互いのベストを出しながら気持ちよく仕事する。

その気持ちを持っていれば、どんな人とでもトラブルなく撮影ができると思います。

それでは。

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