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エンドロールにもうひとエッセンスを

撮影レポート

先日、「こだわりのエンドロールを作るには…」という記事をアップしました。
⇒その記事はこちらからどうぞ。

まずは、その時に書いた記事の内容を以下に簡略してお伝えします。

結婚式当日の映像に加えて、新郎新婦らしいエッセンスを加えたエンドロールを作りたい。

例えば、エンドロールに…

・前撮りした映像も入れたい
・ゲストに向けたサプライズメッセージを入れたい
・過去に撮影した写真をいれたい
・新郎 or 新婦にサプライズしたい

など、よくみる撮って出しエンドロールにひと工夫を加えたエンドロールを作りたい。
と思われる新郎新婦もいらっしゃるでしょう。

ただし、こういったイレギュラーなエンドロール作りは会場では大概受けてくれません。
対応してくれるとしても、追加でかなりの費用が掛かる事になります。

といった内容を以前記事に書きました(その時の記事はこちら)。

当社にも上記のように、ちょっと工夫をしたエンドロールを作りたい。というご要望をいただく事があります。

もちろん、新郎新婦は映像のプロではありませんので、何でもかんでもできる。という事ではありませんが、大抵は実現可能なモノが多いです。

そこで今回は当社が過去に作った「ちょっと凝ったエンドロール」を3つご紹介します。
アイデア次第で、思い出深いとっても素敵なエンドロールになりますので、ご参考ください。


1.妊娠報告付きエンドロール
タイトルの通りですが、エンドロールで新婦の妊娠をゲストのみんなに報告する。というモノです。

この時にエンドロールに使用した曲が高橋優さんの「福笑い」です。

まずはこの曲のPV以下よりをご覧ください

見ていただくと分かりますが、たくさんの人達の笑顔が次々と出てきます。

新婦がこの曲とPV映像が大好きで、PVのようにたくさんのゲストの笑顔をつなげてほしい。という要望に加えて、新婦が妊娠していることをサプライズで伝えたい。という事でした。

そのため、曲の中盤(3分くらい)までは挙式と披露宴の様子のダイジェストシーンを流し、後半2分30秒は新郎新婦自前の動画を流しました。

その動画は、新婦がスマホで撮影したモノで、産婦人科の外観から映像がスタートします。

ゲストは、急に映像が建物に変わったため、皆「?」って感じでした。

そして、新婦がベッドに横たわっていてお医者さんらしき人がおなかを触っている映像が流れたときに、何人かのゲストが、お互い顔を見合せて、もしかして…という表情をしていました。

次に映像が心電図に変わった時に、全員が妊娠に気づき、会場は大盛り上がり!!

そして、映像の最後は、結婚式当日に撮影した「新郎新婦が新婦のおなかをさすっているシーンから徐々にカメラを上に向けて新郎新婦ふたりでサプライズ成功!」といった表情をして終わりました。

拍手喝采!会場は超大盛り上がり。

これはさすがに私も当日一緒に映像を見ていましたが鳥肌が経ちましたね。


2.新婦へのサプライズプレゼント
こちらのお客様は新郎が披露宴の最後に新婦にサプライズをしたい。という事でした。

通常は、新郎の謝辞の後に、新郎新婦が退場してエンドロール上映となりますが、今回のお客様は新郎謝辞の後に、退場せずにエンドロール上映でした。

新郎新婦が陪乗せずにその場でエンドロールを見ることはたまにあります。

ただし今回は、新郎が新婦にとあるサプライズをするために退場せずにエンドロールを見ることになっていたのです。

そのサプライズというのが、新郎が新婦に結婚指輪をプレゼントする。という事でした。

新郎が新婦に内緒で、結婚指輪を作っている様子を動画で撮影していたのです。

その動画をエンドロールの中に入れ込みたい。というご要望でした。新郎とどのように埋め込んでサプライズさせるかを一緒に考えました。

その結果、エンドロールの途中途中でサブリミナル効果の様に映像を出そう。という事になりました。

つまり、エンドロールの映像の途中途中で、新郎が指輪を作っているシーンが1‐2秒流れます。

新婦は最初は全く何のことか気づかない様子でした。

映像の途中で指輪作成のシーンが1-2秒流れる。そして、元の映像に戻る…というのが数回繰り返されました。

新婦がもしかして…と気づきだしたら、映像の最後に新郎の指輪作成シーンをがっつり流して、映像が終わると同時に新郎新婦にスポットライトが当たり、指輪をプレゼント。

という流れでした。新婦は号泣。
これもいい演出で、盛り上がりましたね♪


3.新郎新婦の生い立ちエンドロール
こちらのエンドロールは、ちょうど先週(2/17)に撮影したばかりのタイムリーなモノとなります♪

今回の新郎新婦は、中座中に流す生い立ちムービー(プロフィールムービー)を行わないので、お二人の子供のころの映像をエンドロールに入れたい。というモノでした。

新郎新婦から事前に幼少期の映像を入手し、曲のどのタイミングでどの映像を流すか?という事をやり取りしました。

新郎は海外出張が多くとても忙しい方だったため、お式の前日まで映像の修正などのやり取りをしました。

そして、映像に関するこだわりも人一倍強く、使用するフォントやゲスト名の出し方、映像の構成など何度も何度も修正を重ねました。

その甲斐あって、とても素敵なエンドロールに仕上がりました。

挙式後、新婚旅行中にもかかわらず、メールにてお礼をいただきました。

いろいろと大変でしたが、結果、お客様が喜んでいただければ全てが報われます!!


以上となります。

この3つ以外にもあるのですが、思い出深かったものを紹介いたしました。

いかがでしたでしょうか?

みなさんもちょっと工夫をしたエンドロールを作ってみませんか?

それでは。

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